1. CARHARTTとは
1889年アメリカのミシガン州デトロイトで設立されたワークウェアブランド『カーハート』。
5人の従業員からスタートしたカーハートは、鉄道員向けのオーバーオールの製作から始まったと言われている。
丈夫なダック地で作られたアイテムは優れた機能性と耐久性から、130周年を迎えた現在でもその人気は衰えを知らない。
1990年代に入ると様々なヒップホップアーティストたちが着用したという背景もあり、ストリートウェアとしての地位も確立していった。
近年では、俳優ジョニー・デップが古着のデトロイトジャケットを着用し、古着のカーハートの人気が急上昇している。
2. 〜1960s前半
通称:ハートタグ

1930s~1940s
レア度:★★★★★★★★
赤刺繍のみのシンプルな作り。ワークウェアということもあり、現存しているハートタグは市場にほとんど出回らず、貴重なものとなっている。

1940s~1950s
レア度:★★★★★★★
ブランド名のみ青刺繍に変更される。

1950s〜
レア度:★★★★★★★
この頃からはプリントタグに。プリントタグの中でも®️マークのあるものやRNナンバーがあるものは比較的新しめ。
3. 1960s
レア度:★★★★★★

通称:トリプルネームタグ
カーハートが「HEADLIGHT」と「FINCK」を買収した直後の、贅沢に3つのブランド名が入る年代。

通称:Cタグ
短い期間のみ生産されたタグ。黒×金のものも存在している。
4. 1966s〜1980s
レア度:★★★★★
通称:Cロゴタグ(プリント)
この辺りのタグから比較的よく見るようになってくる。ロゴの横につく数字はサイズを意味する。
5. 1980s後半〜
レア度:★★★

通称:刺繍タグ
古着屋などでは最もよく見るカーハートのタグ。
6. おまけ
カーハートはタグで細かい年代判別まで可能。

(396→1996年3月製)

(486→1986年4月製)
1980s中期〜1990s頃に見られ、表記が消えていることの多い、通称:星タグ。この頃は星のロゴの右側の3~4桁の数字で判別が可能。左から月月年となる。※1~9月の場合は3桁になる。

こちらは1990s~2000s前後で見られるパターン。RNナンバー横の【0899】から1999年8月製とわかる。

比較的年代の浅いアイテムにつくこちらのパターンは、左上の【0511】の数字で判別が可能。この場合2011年5月製とわかる。
7. まとめ
近年非常に人気の高いワークウェアブランドのCarhartt。比較的年代判別の簡単なブランドではありますが、
タグのロゴ、文字表記、製造国、素材表記などを複合的に確認し年代を判断することが大切です。
タグだけで年代を断定せず、縫製やボタン、ジッパーなどアイテム全体のディテールも合わせて判断するのがポイントです。
本記事をカーハートのアイテム選びや年代判別の参考としてご活用ください。
また、カーハートの年代判別やアイテム選びで困り事などありましたら、
ぜひ古着屋ROIまでお問い合わせください。