「ラルフローレンの姉妹ブランドって色々あるみたいだけど、それぞれ何が違うの?」
「ラルフローレンにビンテージ特化のラインがあるって聞いたんだけど…」
「RRLの前身になった今は存在しないラインがあるって聞いたけど本当?」
ラルフローレンのような世界的なブランドでも、一般の方が知らないような様々な複数のラインが存在します。
古着初心者の方は、ラルフローレンあまりのラインの多さに頭が混乱してしまうことも多いのではないでしょうか。
ラルフローレンに強い古着屋を経営しているオーナーが、ラルフローレンの14ラインをそれぞれ徹底解説します。
この記事を読めば、「ラルフローレン14のライン」それぞれの特徴と魅力を知ることができます。
ラルフローレンの古着を10年近く愛用、研究してきた古着屋オーナーが感じたそれぞれのラインの魅力や特徴を凝縮しました。ラルフローレンについて詳しくなりたい人は最後まで読んでください。
目次
Polo Ralph Lauren
古着の大定番ブランド ラルフローレン。
ブルックスブラザーズのネクタイ売り場で働いていたラルフ・ローレン氏が1967年に独立して作ったブランドがラルフローレンである。
創業当初はネクタイブランドとしてスタートした。
1968年にはイギリスの伝統的なスタイルをアメリカ流にアレンジしたメンズのPoloラインもスタートした。
POLO COUNTRY
1989年〜1993年頃 / 価格帯:★★★★★
1989年、ヴィンテージへ強い愛情を持つラルフ・ローレン氏によってスタート。ウエスタンやワークといったアメリカ古着の要素を再構築したライン。
後のRRLへと繋がる前身的存在であり、わずか数年間のみの展開という背景から、現存数は少ない。
古着市場では"ポロカン"の愛称で親しまれ、近年はアーカイブとしての評価も高まり、価格は上昇傾向にある。
DOUBLE RL
1993年頃〜 / 価格帯:★★★★★
ポロカントリーの思想を引き継ぎ、より本格的にヴィンテージ再現に特化したラインとして誕生。初期はワーク・ミリタリー・ウエスタンをベースに、圧倒的な作り込みで評価を確立。
1990年代半ば、一時的に市場とラルフローレン氏の思い描くブランド像の乖離により生産中止となるが、2001年に復活。現在もブランドの中核として展開され続けている。
90s 三つ星タグ
価格帯:★★★★★
初期RRLを象徴するディテールがこの三つ星タグ。
タグ中央のリボンに配置された星の数で年代を判別可能。生産期間が短く、コレクター需要も高いため、現在は明確なプレミア帯に位置する。
2000s 一つ星タグ
価格帯:★★★★
復活後のRRL。サイズバランスやフィットが見直され、現代的な着用がしやすくなった。初期ほどの希少性はないが、完成度の高さから安定した人気を持つ。
POLO WESTERN
1979年頃〜 / 価格帯:★★★★
ウエスタンカルチャーを軸に展開された初期ライン。POLO COUNTRYの前身に位置する。デニムやシャツなど、ラルフらしい解釈が反映されている。RRLで復刻されている名作アイテム多く、球数は非常に少ないため、コレクターの間で非常に高値で取引される。
POLO SPORT
1993年頃〜2000年代初頭終了 / 価格帯:★★★
1990年代らしいスポーツミックスのトレンド感を色濃く反映したライン。テック感のある配色やロゴ使い、ナイロンやフリースなどの素材選びが、近年のY2Kトレンドにハマり、再評価の流れも強く、復刻も多くされている。90年代のストリートシーンを牽引したブランドで、のちに「RLX」へと発展した。
CHAPS
1978年頃〜 / 価格帯:★
手頃な価格帯で展開されたカジュアルメンズライン。2000年代初頭にラルフローレン社とのライセンス契約が終了しており、それ以降はラルフローレンとはまったく関係ないブランドとして存在していた。ラルフにはないようなデザインのものも多く、価格もお手頃で非常に楽しみやすい。
POLO GOLF
1987年頃〜 / 価格帯:★★
ゴルフウェアとしての機能性を重視したライン。ゴルフ向けのアイテムとして作られているため、シンプルで実用的なデザインが多い。古着市場では比較的手に取りやすい価格帯。
POLO JEANS
1996年頃〜 / 価格帯:★★
1996年に、若年層向けのラインとして設立されたポロジーンズ。星条旗のロゴが印象的で、アイテムもデニムからミリタリー系のサンプリングアイテムまで幅広く展開。2000年代中盤に終了し、のち「Denim & Supply」へ引き継がれた。
LAUREN RALPH LAUREN
1996年頃〜 / 価格帯:★★
レディース向けに展開されていたラインで、もちろんデザインやサイズ感などをレディース向けに作っているアイテムが多い。それゆえ、メンズラインのアイテムにはない個性的なアイテムが展開されているのも魅力。また、もともと大きめの作りのアイテムが多いこととメンズ合わせのアイテムの展開もあることから、メンズが取り入れるのも非常にお勧めできる。
RLX
1998年頃〜 / 価格帯:★★
スポーツ・アウトドア向けの高機能ライン。テクニカル素材を使用した実用性重視の設計。まれにビンテージをサンプリングしたアイテムもあったりする。
DENIM & SUPPLY
2011年頃〜 / 価格帯:★
ミリタリー・ワークをベースにしたカジュアルライン。
POLO JEANSの後継に位置するブランドで、比較的近年のラインにはなるものの、ヴィンテージ加工やダメージ加工が施されたアイテムが多く、古着らしさも感じられるアイテムが多い印象。
比較的手に取りやすい価格帯の亜アイテムが多い。現在は終了したライン。
RUGBY RALPH LAUREN
2004年頃〜 / 価格帯:★
2004年スタートのプレッピーをベースにした若年層向けライン。ポップなデザインが多く、ワッペンや刺繍など派手な装飾が施されたアイテムが多い。現在は終了。
PURPLE LABEL
1994年頃〜 / 価格帯:★★★★★
ラルフローレンの最上級ライン。イタリアの熟練した職人の手作業で仕立てられたイタリア性のアイテムを中心としたラグジュアリー仕様。素材・縫製ともに非常に高水準で、ドレスラインとしての評価が高い。
BLACK LABEL
2005年頃〜 / 価格帯:★★★★★
都会的でシャープなデザインを特徴とするメンズライン。
パープルレーベルに次ぐハイエンドな位置付けのラインで、モード寄りのスタイルが多く、スーツの需要も高い。
まとめ
今回はラルフローレンの14のラインについてそれぞれまとめました。
ヴィンテージの再現に特化したラインの"RRL"や、90年代から2000年代初頭まで生産され、ストリートシーンで一世を風靡した"ポロスポ"、上質な素材で、品質に徹底的にこだわった"パープルレーベル"など、ラルフローレンは、それぞれ全く異なる特徴を持つラインを多角的に数多く展開していました。
ラルフローレンを好きになればなるほど、ラルフの中での自分の好みのラインがハッキリしてくるかと思います。
ラルフローレンは数ある古着ブランドの中でも非常に奥が深いブランドです。
古着屋で、様々なラルフローレンのラインに触れて、それぞれの魅力を読者の皆様の肌で感じ取っていただきたいです。
当店はラルフローレンに力を入れている古着屋です。今回紹介したラインの多くを網羅する商品を取り揃えております。ぜひオンラインストアもチェックしてみてください。