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【古着名作列伝】古着屋が教える!Patagonia・ダスパーカを徹底解説

【古着名作列伝】古着屋が教える!Patagonia・ダスパーカを徹底解説

著者本郷元基

公開日2026.03.13

更新日2026.04.08

数ある古着の中でも評価の高い名作、パタゴニア・DASパーカ。

そんなダスパーカーの購入を考えている方の中には

・ダスパーカの魅力が知りたい!

・様々な年式・色があるけどどれを選んだら良いのか分からない

・年式によるディテールの違いを教えて!

と思う方も多いかと思います。

キャプション

長年の間、東北の寒冷地でPatagonia・ダスパーカを愛用してきた古着屋オーナーが、この記事を通して、ダスパーカの機能的魅力から年式・カラー一覧、ダスパーカの選び方までまとめて解説します。

この記事を読めば、自分の欲しい年式・色のダスパーカが決まり、購入する段階までたどり着くことができます。

10年近く東北で古着を触ってきた私が感じたダスパーカの魅力を凝縮しました。

ダスパーカを狙っている人は最後まで読んでください。

この記事の著者

本郷元基

古着屋ROI STAFF

中学生の頃から服に興味を持ち始め、高校生時代の古着ブームをきっかけにヴィンテージやユーズドウェアの魅力に惹かれる。現在はレギュラー古着からヴィンテージまで幅広く着用しながら、日々アイテムをセレクト。好きなアイテムはシャツ。

 

目次

  1. 1. Patagonia DASパーカとは
  2. 2. DASパーカの魅力
  3. 3. 年式別 発売カラー一覧
  4. 4. DASパーカーの選び方
  5. 5. まとめ

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1. Patagonia DASパーカとは

パタゴニアから1992年に発売されたインサレーション(中綿)ジャケット。

数々の名作を生み出してきたパタゴニアですが、

その中でもブランドを代表する名作が『DASパーカ』です。

モデル名のダス(DAS)は、『Dead Air Space (断熱空気層)』の略称。

中綿によって生まれる断熱空気層に、効率良く体温を閉じ込めることで

高い保温性を確保します。

発売以来、2016年を最後に一度は廃盤になるものの、

2020年に復活し、現在まで販売が続くロングセラーモデル。

厳しい雪山の寒さを耐え凌ぐアウトドアウェアとして、

多くの登山家に愛され続ける一方、

豊富なカラーバリエーションとファッション性から、

密かに古着業界でも評価され続ける

古着のインサレーションジャケットの金字塔です。

2.DASパーカの魅力

ダスパーカの魅力として、大きく、機能性・保温性・カラバリの3つが挙げられます。

ダスパーカは前提として、クライミング時に着用することを想定して作られています。

そのため、機能性を追求した作りになっており、内側に取り付けられた大きなメッシュポケットやダブルジップ、ヘルメット着用時にも被ることができる大きなフードなど、

アウトドアウェアとして非常に使い勝手の良い機能を持ち合わせています。

ダスパーカは、Primaloftなどの高性能な中綿を採用しており、

ダウンと同等クラスの保温性を誇ります。

気温5度前後であれば、ダスパーカ一枚で過ごせるほどといわれることもあるほどです。

更に、ダウンとは異なり、水に濡れても保温性が落ちにくい点や汚れたら水で丸洗いできる点などが高く評価されています。

吹き出し

個人的にダスパーカは、

アメリカ軍の名作ECWCS LEVEL7を凌駕する保温性を持ち併わせていると思います!

ファッション的な観点でいえば、カラーバリエーションの豊富さが挙げられます。

2000年の発表以降毎年販売された定番のブラックはもちろんのこと、

名作カラーと評されるブライトパープルやゲッコーグリーン、ポップオレンジなど

パタゴニアらしいポップな明るい色が毎年発売されており、

多くの古着好きの心を掴み続けています。

ダスパーカの豊富なカラーについて読者の皆様により深く知っていただきたいため、

こちらの記事では年式別カラーリング一覧表をまとめさせていただきました。

3.年式別 発売カラー一覧

1992年 ブライトブルー・ラークスパー

ダスパーカ最初期モデル。

この年のモデルのみフードがパフジャケットのようなセパレート式になっている。

1993年~1994年 ブライトパープル
1993年~1996年 コバルト

この年から現在のダスパーカのようなフード一体型が採用される。

パタゴニアでは基本的に毎年同じカラーがリリースされることは少ないが、

1994年では、1993年と同じカラーでリリースされた。

これまで2色展開でのリリースがだったが、95年はコバルトのみ一色のリリースとなった。

96年もコバルトのみのリリース。結果、コバルトは93年~96年までの長い間リリースされたパタゴニアでは珍しいカラーとなった。

1997年 フェニックスレッド

これまでブルー系の色味が多かったが、一転して97年ではパキっとしたレッドがリリースされた。

1998年 ブルーリボン

これまで表地と裏地は同色系が多かったが、

裏地には表地の青に相対するバーントチリと呼ばれる赤が採用され、

これまでのダスパーカの印象とは全く異なるモデルがリリースされた。

1999年 バターナッツ

これまでとはまた違った雰囲気のくすんだイエロー”バターナッツ”。

2000年 ブラック・アシッド

2000年から定番カラーとしてブラックがリリースされる。

99年のバターナッツに続きイエロー系でビビッドな”アシッド”がリリース。

2001年 ブラック・ポップオレンジ

2001年の特徴として、ブラック・ポップオレンジ共に裏地にネイビーが採用されている。

この年式のダスパーカまで、袖・フードの縁がパイピング仕様になっており、

擦れによるテカリの出づらい生地が採用されており、2002年以降に比べ耐久性が高い。

2002年 ブラック・ゲッコーグリーン

この年式からダスパーカのディテールに大幅な変更が加えられ、

袖・フードの縁がゴム仕様に変更されたり、サイドポケットの位置が変更された。

ゲッコーグリーンのゲッコーは、「月光」ではなくヤモリを意味する「Gecko」に由来。

2003年 ブラック・ホットラヴァ・オアシスブルー

この年から3色展開でのリリースがスタート。

2003年では、ブラックと鮮やかなオレンジとブルーの3色がリリース。

この年代から、ファスナー引き手が樹脂パーツに変更される。

2004年 ブラック・セイロンブルー・スプラウト

定番のブラックはもちろん、深みのある青のセイロンブルーとライムグリーンのようなスプラウトがリリース。

2005年 ブラック・オーラブルー・マンゴーオレンジ

この年代からボディーが配色が、同色系のバイカラーに変更された。

古着好きの間では、『ツギハギ』という愛称で親しまれるディテール。

2006年 ブラック・カイエン・パームリーフ・ステンレス

2006年のダスパーカは、合計4色展開でのリリースとなった。

これまで定番のブラックを除き、色物は明るいカラーが多かったが、

2006年では、ステンレスというグレー系のカラーが追加された。

吹き出し

実は2006年には、MARSラインのLEVEL7 ダスパーカ初期型が製造された。

アルファグリーンと呼ばれるカーキ系のカラーで、

古着好きの間ではスペシャルアイテムとして高い評価を受けている!

2007年 ブラック・ブライトグリーン・チャンネルブルー・カイエン

2006年にリリースされたカイエンは2年連続で販売された。

2008年 ブラック・アズテックイエロー・ファイアレッド・ゲッコーグリーン

2004年から製造されたツギハギモデルはこの年をもって終了。

2008年モデルは唯一中綿に800FPの「クライマシールド」が採用され、高い保温性を誇る。

2009年 ブラック・ゴールデンパーム・コンチネンタルブルー・ファイア

ゴールデンパームは、近年モノながら非常に高い評価を受ける名作カラー。

相場もポップオレンジなど2000年台初頭の人気カラーに引けを取らない価格になっている。

2010年 ブラック・バリブルー・ライトゲッコーグリーン

定番のブラックと、鮮やかな青のシェルに赤い裏地の派手な配色のバリブルーと、

2002年の名作ゲッコーグリーンの復刻がリリース。

2011年 ブラック・マンゴー

2011年のマンゴーは2005年のマンゴーに比べて白っぽく、くすんだ色味になっている。

2012年 ブラック・ラリマーブルー

ダスパーカ初の水色のカラーリングが発表。ターコイズブルーと呼ばれたりもする。

この年まで胸元のPatagoniaのロゴがパッチ仕様で、

2012年以降プリント仕様に変更となる。

4. DASパーカの選び方

新品で現行のDASパーカを購入する際には、

もちろん新品未使用の状態のものをPatagoniaが定めた

希望小売価格で購入することになりますが、

古着で購入する際には、古着屋やフリマアプリ、

リサイクルショップといった二次流通市場で

購入することになるのが一般的です。

二次流通市場では、主にダスパーカの場合、

カラーと状態から価格が設定されることが大多数になります。

基本的に、古いカラーになればなるほど、

希少価値などの観点から相場が高くなるのが一般的です。

2002年のゲッコーグリーンと2008年のゲッコーグリーンでは、

ベースの色味はほぼ同じですが、同じ状態での相場は全く異なる価格になります。

また、ダスパーカは古着の中では珍しく、

状態良し悪しによって顕著に

相場に差が出るアイテムとなっています。

古着業界ではデッドストックと言われる

新品未使用の個体と、かなり着込まれた

いわゆるボロと言われる個体では、

4倍近い価格差がつくこともザラにあります。

そのため、「デッドストックで相場が15万近いポップオレンジが、

4万円で売ってる!?」なんてこともありえるわけです。

パタゴニアには正規リペアサービスがあり、

状態の悪いものを買っても、かなりお手頃な価格で

丁寧にリペアしてもらうことができます。

ボロボロのものを買っても、

パタゴニアの店頭に持っていけば、

問題なく着用できる程度の状態までは

補修してもらえるので、破格でボロボロな

ダスパーカを購入し、リペアしてお得にダスパーカの

魅力を楽しむのもなの沁み方の一つだと思います。

ダスパーカを選ぶ際には、

自分のお気に入りのカラーを最初に決め、

自分の予算に合う状態のものを選び、

必要があれば正規店でリペアを行うのがおすすめです。

ダスパーカを選ぶ際に分からないことや

知りたいことがありましたら、

私たち古着屋ROIまでお問い合わせいただければ、

ぜひ相談に乗らせていただきたいと思います。

5. まとめ

この記事ではDASパーカの魅力から年式別のカラー一覧、

購入の際の選ぶときの着目点について解説させていただきました。

なんとなくDASパーカの魅力や

一体どんな服なのか分かっていただけたと思います。

しかしながら、

古着はやはり実物を見て、

着て、触ってこそ魅力を感じていただける商品です。

当店古着屋ROIは

パタゴニアの品揃えに力を入れている古着屋です。

沢山のダスパーカたちとスタッフがお待ちしておりますので、

是非足を運んでいただき、実物のダスパーカを着て、

魅力を感じていただけたらと思います。

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